明日20日(火)が休館日のため、これは19日(月・祝)に書いているのですが、今日は台風14号の接近のため、15時以降休館となってしまいました。今は、風の音を聴きながら、残念ながら中止となってしまったつつじホールの催し物(貸館)の撤収が終わるまで待機中です。

昨日もこの台風の影響があやぶまれましたが、おかげさまをもちまして「きんぶんアンサンブル祭」は無事終演することができました。開演前には風雨が激しくなる時間もありましたが、終演のご報告記事にも書いた通り、嵐の中172名のご来場をいただきました。ご来場本当にありがとうございました。

アンケートには、「とても良い演奏会、来場者が少ないのはもったいない」とのお言葉をいただいていました。同感です。コロナ禍を経て、全国の劇場でコロナ前の集客水準を回復しようと取り組んでいる折、すでにお客様の大部分を取り戻している劇場もあれば、苦戦している劇場もあります。劇場で素晴らしい体験をした方は、何があっても、公演が再開した折にはきっと劇場に戻ってきてくださるものと思います。当館も、鑑賞のあとに、劇場にまた足を運びたい、何度も戻って来たいと思っていただけるような公演や体験ワークショップを積み重ねて、みなさまにますます信頼される劇場を作っていきたいと想いを新たにしています。

さて、10月の自主事業ですが、10月30日(日)には、樋口前館長の集大成ともいうべき「みんなをつなぐ地球映画祭 in ちた」がおこなわれます(「みんな映画祭実行委員会」との共同主催)。3本の映画の上映(10:30「ぶあいそうな手紙(2019年、123分、ブラジル)」、13:00「パチャママの贈りもの(2009年、102分、日本・アメリカ・ボリビア合作)」、17:00「ローサは密告された(2016年、110分、フィリピン)」)を中心に、「パチャママの贈りもの」の松下監督によるアフタートークや、やまももホールでの出店、知多市民オーケストラによるオープニング演奏をはじめロビーコンサートなどもおこなわれる、まる一日の大イベントです。鑑賞券は、1作品のみのご鑑賞の場合は1000円、3作品の通し券は2000円で、窓口で発売中です。多文化共生のきっかけとして、知多市に多く住む外国籍の方々の国の言葉で観られる映画をあつめての上映会にぜひお越しください。

10月のロビーコンサートは、15日(土)12時より、大衆歌謡楽団ロマンスによる「懐かしい歌を口ずさみましょう!」をお贈りします。先日の「アンサンブル祭」にもご出演いただいた、「ウクレレしょうべい」としても知られる戸崎しょう子さん率いる楽団。普段とは少し違った姿をみせていただけるのを楽しみにしています。

また、きんぶんの自主事業ではありませんが、16日(日)には、知多市生涯学習スポーツ課主催の第46回ミニ・コンサート(出演:フルートアンサンブル「シーズンフォー」、14時開演、全席自由700円)が予定されているほか、22日(土)、23日(日)には、「知多市産業まつり」が帰ってきます!

芸術の秋、きんぶんでお会いしましょう。

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