ちたUMEブラスとは
長く伝統をつむいできた知多市およびその周辺の小学校の金管バンドクラブが廃止となるのに伴い、その伝統を受け継いで未来につなげるべく発足した、子どもの金管アンサンブルです。金管楽器・打楽器の基礎の習得から、合奏の発表までをおこなう、小学校3年生から6年生の子どもたちを対象とした活動です。それぞれの小学校にルーツを持った伝統がひとつに集まって生まれた音楽アンサンブルということで、United Music Ensemble =UME と名付けました。
ちたUMEブラスの活動では、出会いの時にいちばん良いスタートをきれるよう、専門の講師がサポートします。
学校のクラブ活動には、いつもの仲間、いつも会う先生との活動ならではの、そこでしか得られなかった経験がきっとありました。ちたUMEブラスは、その受け皿として始まりましたが、ただその劣化版のコピーを目指すのではなく、地域での活動だからこそできることを考えていきます。
金管楽器に限らず、楽器やスポーツなどをやるとき、最初に正しくスタートすることは非常に大切です。学校の顧問の先生が指導する場合、各校に赴任している先生の専門性や知識、経験の違いによって、どれだけ熱心な先生であっても指導にどうしても差ができてしまいますが、地域での活動では、活動に合わせた専門の知識や十分な指導経験を持った講師を選任することができます。ちたUMEブラスでは、金管楽器のアンサンブルであること、最初は初心者から始める児童がほとんどであることから、金管楽器の演奏法を正しく指導できる、金管楽器を専門に学んだ講師による指導をおこないます。
ちたUMEブラスでは、みながレギュラーです。
楽器の習得のスピードには個人差があります。また、どういうところが得意になるかもまちまちです。例えば金管楽器では、きれいな音が出る、高い(低い)音が出る、大きい(小さい)音が出るなど、さまざまな部分で個人差が生まれてきます。でも、ちたUMEブラスでは、その習得の速さや、その時点での「できる」「できない」の差は大切なことではありません。まして、楽器が上手に演奏できるから、まわりの仲間より偉いという考え方は絶対にしません。
その一方で、みんながレギュラーであるためには、それぞれができることに真摯に取り組む必要があります。合奏は、みんなで音を合わせてはじめて完成するものです。ひとりひとりがその責任を果たすため、真摯に取り組んでくれることを期待しています。
入団希望は随時受け付けています。お気軽にお問い合せ下さい!
参加について
令和5年度より、市民大学ちた塾との共催により本格的に活動を開始しますが、現在はその準備バンドとして、徐々に活動を開始するための参加者を募集しています。
参加資格:令和4年度に小学校3年生から6年生までの児童
活動場所:知多市勤労文化会館(送迎は各自でお願いします)
参加費用:夏休み中は無料(楽器レンタル費は別途500円/月)
9月以降は月謝1,500円
夏休み中の活動予定は、以下の通りです。
7月28日(木)楽器決定(29日(金)予備日)
8月4日(木)、11日(木)、18日(木)、25日(木)
※時間は10時~12時です。
※9月以降は、土日を(ほぼ)交互に使い、午前中の活動をおこなう予定です。
【お申し込み】こちらのフォームよりお申し込みください。
【お問い合わせ】知多市勤労文化会館(担当:樫野(かしの))
0562-33-3600 kashino@kinbun-chita.com
おまけ:サックバット(400年前の形のトロンボーン)を演奏する講師と仲間たち