今年も梅雨入りのようですね。昨年、この時期に準備をして、夏休みから「準備バンド」として活動を開始したちたUMEブラスですが、今年度からは市民大学ちた塾との共催として、本格的に活動を5月20日から開始しています。それに合わせて、活動の記録を、月1回程度、毎月10日前後に公開していきます。

開始にあたって、まず昨年度の準備バンドに参加していた6年生が数名、中学生になった今期も参加したいと言って、登録まですませてくれていた子までいたのがなにより嬉しかったです。結局、中学の部活動とかぶってしまって実際に参加はできませんでしたが、部活のない日はいつでも遊びに来てくださいね。これから、学校での週末の部活動はなくなっていくということなので、これをきっかけに、時が来たらスムーズに中学生も迎え入れられたらと思います。その時には、きっとこの新中1生たちが橋渡しをしてくれることでしょう。

さて、そんなわけで、今期は総勢21名でスタートしています。希望の楽器を聞いたところ、半分以上がトランペット/コルネットを希望し、ホルン、アルトホルン、トロンボーンなどはそれぞれ2名か3名ずつということになりました。これだけ偏った編成になると、いざ曲をやろうというときに、既存の楽譜を使うとバランスなどの問題があるのですが、ちたUMEブラスでは活動に使う楽譜は参加者に合わせて自前で作っているので、そのまま希望の楽器を担当してもらうことにしています。少し大変ではありますが、このやり方のおかげで、毎年同じことの繰り返しにならず、違うことができるのはとても楽しみでもあります。

最初の3回の練習では、まず新しい楽器に触れる子も多いので、準備バンドから継続の子たちの手も借りつつ、色々と基本的なことを覚えています。今期のメンバーは、新入生もふくめて、4月に会館で東京交響楽団の金管五重奏団が来演した際にクリニックにもご招待したので(メディアスのエリアニュースでも紹介されました)、楽器に初めて触れる際の手ほどきがまず東響首席奏者ということになった子もいましたが、そこでケースの開け方から指導したという話を聞いていたので、今期の全体の活動もまずはそこからはじめました。

今は、各自に合った正しい音の出し方を練習しているところです。みなさんに演奏を披露できるのが楽しみです!

ちたUMEブラス 指導講師
知多市勤労文化会館 芸術監督
樫野元昭

 

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