「みんなをつなぐ地球映画祭 in ちた」の開催趣旨を広く知っていただくためのプレフォーラムを開催しました。当日は、映画祭当日に上映予定の3本の映画の予告編や、実行委員からの挨拶などのほか、知多市とその周辺にお住いの外国籍の方がなぜ知多に来られたのかなどのインタビュー動画や、インドネシアの伝統楽器アンクロン(アンクルン)の演奏、知多に住む外国籍の方3名をお招きしてのパネルトークなどをおこないました。
会館からは2名がご挨拶に立たせていただきました。実行委員長で知多市勤労文化会館 前館長の樋口からは、映画祭開催のきっかけや、その準備の過程で知多市で国際交流活動をする多くの団体と繋がりを持ち、一緒に準備をしてきたこと、そして、この映画祭が文化の違いを超えて対話をするきっかけとなれば、という願いをお話ししました。また、現館長の樫野からは、みずからが国外で「外国人」として長く生活をした経験もふまえ、お互いの言葉すら理解できなくても、相手のことを思いやって積極的に話を聞く姿勢を持てば通じ合えると思っているし、逆に言葉が完璧に理解できても、相手の話を聞こうとしなければいつまでたっても理解しあえることはない。心の扉を開いて、相手の話を積極的に理解しようとする心を育てるのがこの劇場という場所だと思っている、とお話しし、映画祭に来る勇気を出そうとしている人の背中を押してあげてほしいとお願いをさせていただきました。
「みんなをつなぐ地球映画祭 in ちた」は、10月30日(日)知多市勤労文化会館にて開催します。チケットは現在窓口にて発売中です。(1作品鑑賞券1,000円、3作品通し券2,000円)