今年の初め、一番寒い時期に雅休邸にて上演した新作戯曲『岡田ものがたり〜木綿がつむぐ、人のやさしさ』(制作・上演に至るいきさつはこちら)。せっかく助成を得て実施する事業だったので、上演の一回で終わるのではなく、長く観光に活かせるようにとの考えから、二つのアイデアを出させていただいていました。ひとつは、オリジナルキャストによる映像作品として残すこと。こちらは、知多メディアスの素晴らしいクルーによって撮影され、まもなく公開できるのではないかと思います。そしてもう一つが、地元の有志のみなさんを対象にワークショップをおこない、機会があれば上演までできればいいな、ということ。実は予想だにしていなかったことなのですが、映像作品の公開に先立って、本日(7月8日(土))の『岡田街並みフェスティバル』の一環として、雅休邸にて3回公演をおこないます。

準備にあたっては、3本の短編を執筆いただいた作家の鹿目由紀さん、カズ祥さん、平林ももこさんの3人に交代で指導いただき、また、メンバーもきんぶんで自主練習をするなど、万端にしているようです。わたしも、今回も音響操作で協力させていただいています。

冬に見逃したみなさま、いかがでしょうか。岡田街並みフェスティバルでは、他にもさまざまな催しを用意して、みなさまをお待ちしています。『岡田ものがたり』公演は、11時、14時、17時の3回、鑑賞料は500円です。

※なお、鹿目さんは、7月29日(土)きんぶんでの『父と暮せば』公演の演出も担当されています。そちらでは、『岡田ものがたり』オリジナルキャストのひとり、松井真人さんもご出演されます。こちらもぜひお越しください!

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