夏休みも終盤にさしかかりました。今日のきんぶんでは、つつじホールでは14時から知多市吹奏楽団の「夏コンサート」が、そして17時からはやまももホールで自主事業の「知多のクラフトビールと出会うJAZZ LIVE」が開催されます。久しぶりに会館に多くのお客様をお迎えすることになりますので、とてもたのしみです。

さて、9月の自主事業です。まず9月3日(土)には、四日市市文化まちづくり財団との共催で、「KUNI-KEN&知多市民オーケストラ ファミリーコンサート《YOKKAICHITA》」を開催します。四日市市の出身で観光大使を務め、知多にもなにかとご縁のある津軽三味線ロックユニットKUNI-KENと、知多市民オーケストラの共演です。知多市民オーケストラは、昨年12月の定期演奏会以来の公演となります。応援よろしくお願いします! つつじホール、18時開演。全席指定で、一般3,300円、高校生以下1,100円。チケットは窓口で販売中です。

そして9月18日(日)には、「きんぶんアンサンブル祭」を開催します(つつじホール、14時開演)。地域で自主的な音楽活動を続けるみなさまの発表の場として6月に公募をおこない、今回はソロから特別演奏の大編成のグループまで、11組が出演します。ピアノ独奏、声楽、合唱、管楽合奏、邦楽、ウクレレなどなど、バラエティに富んだ演奏をお楽しみください。全席自由席。チケットは500円で発売中です。

9月のロビーコンサートは、9月3日(土)12時より開催。加藤利明さんによる、アコースティックギターでのオリジナル曲の弾き語りです。ぜひお立ち寄りください。

さて、実は先月、コンテンポラリー・ダンスのワークショップを実施するための講習会に参加してきました。きんぶんは、来年度(令和5年度)に、(一社)地域創造の「公共ホール現代ダンス活性化事業(ダン活)」を実施することに内定しています。コンテンポラリー・ダンスのアーティストをお迎えし、アウトリーチと、参加者を公募してのワークショップを実施する予定となっています。きんぶんでは、テーマ(仮)を「表現はボーダーレス~みんなが、まだ知らないみんな」として提案をし、具体的な内容をこれから決定していきます。講習会ではいろいろなアーティストのワークショップを実際に体験しました。色々感想はありますが、まず「たーのしー!!」知多でこの活動をおこなうのが楽しみで仕方ありません!

7月号から続けてお話ししている自主事業の大方針、まる・さんかく・しかくの原則。「まる(すべての芸術分野をまるっと見渡す)」「さんかく(すべての世代・属性の利用者を見渡す)」に続き、最後に「しかく」についてお話しします。

「しかく」は、「すべての地域を見渡す」ということです。中心部(会館周辺)から周縁部まで、知多市のすみずみまで、さらには周辺地域にまで文化・芸術を届けるハブであることが目標です。そのため、会館にみなさまをご招待するインリーチ、それに、上記「ダン活」のように、会館を出て、質の高いアウトリーチをおこなっていくことを目指していきます。

これで、「まる・さんかく・しかく」のすべてが出そろいました。言うは易く、行うは難し。これらの目標を道標に、活動を充実させていきたいと思います。よろしくお願いします!

※催し物については、今後の感染症の状況などにより、中止や延期をする場合があります。あらかじめご理解を賜りますようお願い申し上げます。

知多市勤労文化会館 芸術監督/館長
樫野 元昭

※写真は、8月26日開催の「キッズ・パラダイス」にて知多木綿連絡会さまにご用意いただく予定の「知多木綿を使ったうちわの貼り絵工作体験」の作例です。

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