本日、ようやく来年度ひとつめの自主事業のチラシが会館に到着します。わたしが会館に来て初年度となった今年、ほとんどの事業は以前から予定されていたものでしたが、来年度の事業は、鑑賞事業についてはわたしが直接計画したものとなります。本来であれば、今頃は年間プログラムをすでに発表しているべきところですが、特に年度の序盤に関しては、まだ一つずつの発表となりますことをお詫び申し上げます。
さて、そのひとつめの公演ですが、すでにこちらでは公表させていただいております通り、「アーティストの環 vol.1 東京交響楽団 金管五重奏団」の演奏会を、4月23日(日)14時より、つつじホールで開催します。「アーティストの環」シリーズというのは、今年からスタートする新シリーズのひとつで、「各回の出演アーティストときんぶん芸術監督が相談して、次回の出演者を決めていく」ことで繋げていくシリーズです。わたしと相談と言っても、わたしはジャンルがなるべくかぶらないようにお願いするという程度で、基本的には「第一線で活躍するアーティストが、いま一番聴いてほしいアーティストを紹介する」というコンセプトです。(もちろん、初回は紹介者がいないため、まずはわたしから選ばせていただきました。)チケットは2月11日(土)発売です(一般2,500円、知多市民割2,000円、学生(22歳以下)1,000円)。
まずは年2回程度の開催を予定しているシリーズです。ちなみに第2回の出演者ももう決まっており、本日配架されるチラシに記載してありますので、探してみてください!
これ以外にも、別の新シリーズや、演劇、落語、ダンスなど、幅広いラインアップを準備中です。来年度のきんぶんにご期待ください!
そして2月のロビーコンサートは、2月11日(土)12時より、FKBによる室内管楽アンサンブルをお送りします。今回はつつじホールホワイエでの開催。入場は無料です。いつも多くの方にご来場いただいている、人気のアンサンブルです。今回もお楽しみに!
また、新作戯曲『岡田ものがたり』をフィーチャーしたモニターツアーも、2月初週の週末まで開催されます。残席が本当に少なくなっている(完売の噂も・・・??)ということですが、演劇の様子は今後のため映像作品として残すことが決定しています。今回観られなかった方も、会館で上映する可能性もありますので、今後の発表をお待ちください!
それでは今月もきんぶんでお待ちしております。
知多市勤労文化会館 芸術監督/館長
樫野 元昭