市内の子どもたちは夏休みに入りましたね。とはいえ、外は危険な暑さでもあります。日中は図書館などを利用するのもいいかもしれません。きんぶんでも、レストランがあったスペースを先月から開放しています。お近くの方はぜひご利用ください。

さて、8月は公演が集中しています。早速ご紹介に入りたいと思います。

まずは、8月6日の愛知県芸術劇場ファミリープログラム『子犬のバーニー~幸せを探して』。オーストラリア・パースの劇団「ザ・ラスト・グレート・ハント」による、アニメーションとパペットが融合した独特の舞台です。こちらのチケットは、おかげさまで先日完売しました。14時の回のあとには、知多公演だけでおこなわれるQ&Aセッションも予定しています。

そして8月13日(日)には、《室内楽特別演奏会》を開催します。こちらにご出演いただくヴィオラ奏者の東条 慧さんとは、アメリカのマルボロ音楽祭で出会いました。ピアニストの内田光子さんが芸術監督(現在は共同芸術監督)を務めるこの音楽祭は、世代を超えて素晴らしい音楽家が集まる世界的な音楽祭で、演奏会には毎回マルボロの町の人口の何倍もの人がやってきます。普段はヨーロッパを拠点に、ベルリンフィルやパリ管などでご活躍されている東条さんには、ずっと演奏に来ていただきたいと思っていたのですが、今年ついに日本滞在のタイミングが合い、演奏会の開催にこぎつけました。さて、どのような形での演奏会にしようかと考えていたちょうどその時、わたしが知多ライオンズクラブ主催の演奏会に出演させていただく機会があり、その時に名古屋フィルヴァイオリン奏者の小泉 悠さんと、ピアニストの都築れなさんとご一緒させていただいたことで、「地元の名手である小泉さん・都築さんが、東条さんを迎えて室内楽を演奏する」というコンセプトが生まれました。現在日本に滞在中の東条さん、実はドイツの音楽祭に出演のため一旦出国されて、この演奏会のために帰国いただくというスケジュールとなっています。この演奏会は午後2時から、つつじホールで開催します。

さらに8月27日(日)には、《ワンコインコンサートvol.1 ソプラノ 山田知加》をお届けします。午前11時30分スタート、耳なじみのいい選曲にトークを交えた1時間ほどのコンサートというコンセプトのシリーズ、第1回目には愛知県出身で昨年度までびわ湖ホール声楽アンサンブルのメンバーとして活躍された、ソプラノ歌手の山田知加さんをお迎えします。わたしがびわ湖ホールにいた頃に現役の声楽アンサンブルメンバーとして活動されていた山田さん、当時からとても印象深く、この大切なワンコインコンサートシリーズの初年度にご出演をお願いしました。よく知られた日本の唱歌からオペラの名曲まで、権威ある飯塚新人音楽コンクール第1位および文部科学大臣賞を受賞するなど、受賞歴も豊富な山田さんの歌をお楽しみに。11時30分からつつじホールで開催、チケットは「ワンコイン」の名の通り500円です!

また、8月5日より、《アーティストの環vol.2 福士マリ子 ファゴットリサイタル》のチケットを発売します(公演は10月22日(日))。ファゴットという楽器の第一人者として自在に演奏する福士さんのリサイタルも必聴です!

さて、今月の終わり(7月29日(土))には演劇公演『父と暮せば』もまだ残っています。実はわたし、先日日曜日に名古屋公演の千穐楽を観に行っておりまして、まあ号泣しました。物語の大部分はむしろほのぼのとした父娘の会話で進んでいくのですが、演劇の力はすごい。先月の「芸監だより」に個人的な想いは書いていますが、本当に今観ていただきたい作品です。実は今、当日配布用のペーパーを絶賛作成中です。表面を先出しでお見せします。(鑑賞事業のチラシやプログラムは、実はわたしがすべて手作りをしているのですが、先週の観劇を経て、チラシの感じとは少しデザインコンセプトを変えてみました。)

それでは、今月も劇場でお会いしましょう。

知多市勤労文化会館
芸術監督/館長 樫野元昭

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