まだまだ暑い日も続きますが、少しずつ涼しい、秋らしさを感じる瞬間も増えてきました。芸監だより10月号をお届けします。

先日、無事に《第1回知多国際古楽祭》を終えることができました。最終的には38名(インフルなどで参加を直前で断念した応募者を含めると応募者40名!)で、成功裏に終えることができたと思っています。古楽祭の様子はこちらからご覧ください。元々古楽を楽しんでいる全国からの参加者のほか、古楽にまだあまりなじみがないという地元の方も多くご参加いただけたことを、とても嬉しく思っています。地元の愛好家と、首都圏や関西、広島などからの参加者がつながり、交流を深められるほか、地域としても、毎年全国から参加いただく方を関係人口としてとりこみ、近隣の飲食などの利用をもって産業にインパクトを与えられるような、そして知多市がさらに広く知られるような影響力のあるイベントに育てていきたいと思っています。

さて、10月の自主事業です。4月に来演いただいた《東京交響楽団 金管五重奏団》からのバトンをつないで、《アーティストの環 vol.2 福士マリ子 ファゴットリサイタル》を10月22日(日)14時から開催します。「吹けないものはないんじゃないかと思わせる圧倒的なテクニック」と「聴く人を魅了する多彩な表現力」をもって、ファゴットという楽器を通じて音楽界を牽引する若き第一人者の演奏をお楽しみいただければと思います。チケットは一般2500円(知多市民割2000円)、学生(22歳以下)1000円です。

そのほか、10月1日14時には知多市民オーケストラ第9回演奏会(500円)が、10月7日正午からは大衆歌謡楽団ロマンスのロビーコンサート(無料)があります。

また、新たに《ベリーダンス教室》の生徒募集チラシを作成して配架をはじめました。開始以来人気の講座ですが、10月からベリーダンスをテーマにしたテレビドラマも開始するらしく、改めて周知をさせていただきます。幅広い年齢の方が楽しんで練習をされていますので、お気軽にお問い合わせください。

10月には新規のチケット発売はありませんが、今月末の9月30日に、11月11日(土)14時から開催の《やさしい日本語で桂かい枝の落語を聞く会》のチケット(500円)が発売となります。

それでは、今月も劇場でお会いしましょう。

知多市勤労文化会館
芸術監督/館長 樫野元昭

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